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2018年02月11日

私と演劇(その2)【個人的なおはなし】

どうやらシリーズ化の予感です。まったく終わる気配がありません。
前回までのお話と合わせてお読みいただけると、私と演劇の関係がわかりやすいかと思いますが、いったい何人このシリーズを読んでくださるかは謎です。

これまでの記事
私と演劇(その1)

前回の記事の続きです。
私の中でお芝居というか表現に興味を持つ大きなきっかけとなったのは、今も大好き

劇団たんぽぽさん。

普段、体育で使ったり、雨の日の全校集会で使ったり、入学式や卒業式で使ったり…そんな体育館が、年に一度だけ、照明や舞台で別世界になります。
それがすごくキラキラしていて。
体育館のはずが違うところに来たみたい!
ってすごくテンションあがりました。
たんぽぽさんは、開演前からそのへんをあちこち歩いては、観に来た私たちと挨拶したり一声かけてくれたり見守ってくれたり、とにかく舞台裏に隠れているということはありません。
かと思ったら、大きなベルでリリンリリンと始まりの合図。
さっきまですぐそばにいた人たちが舞台で元気な歌を歌い始めます。
そしていつの間にかその世界に一緒に入っていく感じでした。
なんでしょう、とにかくワクワクして観ていたし、今まで接してきたのは自分の親、友達の親、あとは先生くらいだった大人でしたが、こんなにキラキラ輝いて活躍している大人の人たちがいるんだって驚きにも似たような、新しい出会いとなりました。
そしてそれは憧れに変わっていきました。

当時の私は、どちらかというとおとなしい子でした。
授業で分かっていても手を挙げて答えられず、結局最後の方で先生から指名されてモジモジ答えるというようなタイプでした。

だから余計に、元気いっぱい演じるたんぽぽの皆さんに憧れたのだと思います。
こんな風になれたらいいなあーって。
ファンレターも何度か書いたんです、当時。
でも、最終的になんだかやっぱり恥ずかしくて勇気がなくて出せずじまいとなってしまいました。

毎年毎年、たんぽぽさんの学校公演は楽しみにしていました。
覚えている限りでいうと当時観たのは
・龍の子太郎
・キャプテンはつらいぜ
・ゆきとおにんべ
です。
とはいってもぼんやりとしか覚えていないし、ごく一部のシーンしか思い出せないのですが、でも、わぁ〜と何度も胸が高鳴ったのは覚えています。
そして最後に歌う、たんぽぽのテーマソングが聞けるのがこれまた好きでした。
当時は2番まで歌っていました。その合間に
「北は北海道から南は九州沖縄まで…」っていうところも大好きでした。全国回っている人たちが毎年この学校にきてくれているんだーって嬉しかったものです。
(現在は1番のみで、作品によっては、それに合わせて曲調もアレンジされていることも)

それから、たんぽぽさんは風の音や雨の音、鳥のさえずりなどを色々な小物を使って、それを目の前で生音で表現するという方法でした。
それがまた興味津々で、あの小物を使ってこんな音が出るのか!
とか、あれはどんな道具を使ってあの音を出しているのだろうと、すごく気になったものです。
雨の音は、豆だったりビーズのようなものだったり、それらに短い紐をつけて、うちわにたくさんつけて、うちわを振って表現していました。
その日におうち帰ってからすぐ材料を探し作ったのを覚えています。
しかし上手く鳴らずなんでだろうなあってちょっと落ち込みました(笑)
実際はうちわの大きさや豆やビーズなどの大きさや糸の長さなど、結構バランスが必要なようです。
大人になってからたんぽぽの団員さんに聞いて初めてスッキリしました。

現在私が小物楽器だったり鳴り物だったりをついつい集めてしまうのも、たんぽぽさんの影響があります。

集めてる小物楽器の一部たち。

他にもトライアングルに鈴、ちっちゃいマラカスなど色々ちまちま持っています。
まだまだ欲しいやついっぱいあります。
でも本格的なものは見た目以上に高価だったりします。

あ、これもまたそれらの影響でしょうか。
5、6年生はファンファーレバンド部に入りました。
そこではパーカッション担当でしたが、これまた、マラカスやウッドブロック、サンバホイッスル、スライドホイッスルなど色々な小物楽器に出会い、すごく面白かったです。

せっかくなので思ひ出の1枚。

当時はガリガリでした。当時は。

たまに専門的な先生がきて指導いただいたことがあったのですが、マラカスってただ振るだけじゃないんだ!奥が深すぎる!と感動しました。

…話がそれてしまいました。
戻します。

小学校を卒業するとたんぽぽさんをを見る機会がなくなってしまいました。(いや、機会はあったのだろうけどそれを見つける術を知らなかったのかと)

一瞬たんぽぽさんに憧れ、たんぽぽに入るんだ!
と意気込んだものの、なぜか情報通のおともだちが
「なんかお家を出て自分で暮らしていかなきゃいけないみたいよ」
の一言で、それ無理!と子ども心にかんたんに挫折(笑)

でもそのあとも、お芝居好き、表現好き、もっと広くいうと、何かを色々考えることはじわじわと静かに大きくなっていくのでした。

(まだまだ続きそうです)



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